赤沢神楽 天の岩戸開き
本日は11月9日に行われました「赤沢まるごとまつり」から芸能発表についてお伝えします。
このイベントは赤沢まるごと博物館と銘をうった地域の宝再発見という趣旨で、地域に伝承される郷土芸能が総出となりましたが、これが実に多彩です。
赤沢神楽、遠山田植踊、船久保さんさ踊り、紫野鹿踊、山屋田植踊と盛り沢山で、みな伝承が古いものばかり。
そんな中から最初に赤沢神楽さんの岩戸開きについて。
赤沢神楽は「日本之芸能早池峰流 山伏神楽」によりますと、紫波町赤沢鎮座の白山神社に奉納する神楽で、天明年間(1781)に蕨岡喜右ェ門が伝承とありますから、岳系の早池峰神楽ということになります。
代表の田村さん 矍鑠としております.
この日は人が揃わなかったのか、幕だし歌から祭文までやっておりました。
岩戸開きの冒頭は翁の舞です。
非常に古風です。岳の昔風を残しているような感じです。
この後の長い祭文になります。
祭文というより神々と日本の発祥の語りとなっています。
次に手力雄命が舞い出て、宝剣で幕を開いて岩戸を開く所作となります。
天照大御神と月読命が出て一巡りします。
面を外してくずしの御神楽となります。
動画でどうぞ。
