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2013.08.15 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ剣舞

兄和田念仏剣舞 @みちのく盂蘭盆まつり

今日は8月15日終戦記念日で、明日は送り盆となる。


本日は奥州市江刺区で今日と明日に開催されるみちのく盂蘭盆まつりに行って来ましたので、その中から兄和田念仏剣舞について


みちのく盂蘭盆まつりは、午後5時に川原町駐車場にて開会式が行われ、最初に全部の剣舞団体で「後生楽」が奉納されました。



その後に路上で各団体が上演されます。

兄和田念仏剣舞についての由来について、いろいろ書いてありますが、伝承経路等は不明のようです。

「兄和田念仏剣舞のはじまりは大同3年(西暦808年)である。
 即ち、「権大僧都法印善行院忠慶」と号する僧が、出羽の羽黒山にこもって仏道修行中、たまたま訪れた三人の旅僧から、念仏剣舞こそ、悪魔を退散させ、如意繁栄をはかる菩提であると悟され、剣舞を教授された。
 その忠慶が、自ら巻物をしたためて、羽黒山で修得した念仏剣舞を兄和田部落に伝授したものである。」

と伝書には書いてあるようですが、この伝説は岩手県南部の剣舞団体に共通して伝承されている説話なので兄和田念仏剣舞特有のものではありません。


それにしても、ここの跳人胴はかっこいい、ゆかたを肩脱ぎにして袴をはいているので何とも言えず重厚感があります。

DSC06494.jpg

兄和田念仏剣舞の保持する演目は

神前而再拝踊、仏前而礼拝踊、御神楽入踊、一狂四人踊、早念仏刎込踊、一狂三人踊、達念仏練入踊り、一狂一人踊、片入踊、太刀入踊

がある。
オカドの太鼓に添えて口唱歌があるが、「ドドシャカ ドドシャカ ドンシャンシャン」を繰り返している。

DSC06482.jpg


動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.08.15 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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