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2013.07.29 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

佐沼鹿踊 三人舞 @ 佐沼の夏祭り

今日は佐沼の夏祭りから、羽黒神社への奉納芸能である佐沼鹿踊についてです。

由来については

「大正12年発刊の「登米郡史」によると、現在の宮城県登米市迫町と南方町、栗原市瀬峰の一部が佐沼郷と呼ばれていた江戸時代初期に、四組の鹿踊りの組があり、毎年交代で佐沼城(鹿ケ城)に踊りを奉納していたといいます。装束の幕には、津田家の紋所の開き扇と鱗、亘理家の紋所の九曜星があったことから、邑主に許された踊りであつたと推測されます。
昭和初期には姿を消し、長らく幻の郷土芸能となっていたものを、平成7年、あらためて(財)登米文化振興財団が調査に着手。翌年には、同じ流派と思われる宮城県本吉郡志津川町(現南三陸町)の水戸邊鹿子躍保存会の指導を受けて、復興への第一歩を踏み出しました。その時に指導を受けたメンバーで「佐沼鹿踊伝承会」を設立・会員を募りながら、稽古を重ねてきました。そして平成10年7月、演目のひとつ「二人舞」を市民の前で披露することができました。」

とあります。

この日は祭りでの上演とは別に、古来よりの羽黒神社への奉納があります。
午後2時30分に七福通りから道太鼓で鳥居を潜って境内に入り込みます。
宮司の祝詞に続いて鹿踊連中も参拝をし、その後に奉納が始まります。



最初に入り込みの舞から始まりますが、中立ちが早い調子で太鼓を叩くところから庭を作っていきます。

DSC04720.jpg

続いて三人舞に入り、側鹿の激しい舞になります。

DSC04750.jpg

鹿の子で回った後に礼舞になりますがが、中立ちのみ一歩前に出て歌を駆けます。

DSC04791_20130729212753.jpg

最後に御花を頂戴して下ります。

DSC04795.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.07.29 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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