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2013.07.28 | Comments(0) | Trackback(1) | カテゴリシシ踊り

佐沼の夏祭り 2013

今日の天気予報ではまたまた雨の一日となるなずでしたが、気圧配置図とにらめっこをして、大丈夫!と思って佐沼の夏祭りに飛び出しました。

案の定!晴れましたっていうか、久しぶりに暑い1日でした。

ここは宮城県登米市佐沼に鎮座する津島神社の祭礼です。由来については津嶋神社さんのHPより転載です。

「六月まつり」は、旧暦6月14日(新暦7月下旬)を祭日としてきた津島神社の大祭の呼び方です。現在は7月に例祭を執り行っていますが、昭和中期までこの呼び方で親しまれてきたのが津島神社の大祭です。県北一の大祭とも言われ、祭典が執り行われる3日間は、出店や興業小屋が並び、道は人並みで溢れ、南部気仙三陸からは漁民大挙して参篭し、礼参りには玉石が奉納されてきました。佐沼名物みやげは祇園坊コロ柿型の饅頭で一年一食の疫病除けとして買い帰り、各家の軒下に吊るして悪魔祓いとされてきました。

   こちらを参照ください http://tushima-jinja.jp/history/#yuisyo



さて、盛大に開催される祭りですが、本当は今日の夜に花火大会がある予定でしたが数日来の大雨で川が増水したため8月4日に延期されました。
それでも祭り本体は絶好の日和に恵まれて、ご天王さんのお神輿が発進されました。

DSC04592.jpg

この祭りの呼び物は神輿行列と囃子を載せた山車が出ることです。
それと郷土芸能として鹿踊と神楽が上演されるのですが、今回は昼間の部の鹿踊についてです。
ここ佐沼には行山流の佐沼鹿踊があり、同系の南三陸町志津川から修得したという縁で水戸辺鹿踊が協賛出演しています。

で、今日はその水戸辺の鹿踊について

行山流の元祖と言われる伊藤伴内持遠が登米郡の伊達式部に召し使われていた頃、品川様(伊達綱宗)が仙台へ入部した。その際に鹿踊を上覧し「ぎょうさんなる踊り」と褒められ、品川様から九曜星の紋、登米様からは輪違いの紋を拝領し行山鹿子躍と称し、装束にそれらの紋を用いたと有る。

この日の装束を見て、震災後に新たに新調したものとは違うなと思っていたら、この鹿たちは中高生であるということでした。

DSC04645.jpg

ということで、志津川の若者たちのこれからに期待して、頑張れ!

DSC04674_20130728232419.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.07.28 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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