大森神楽 夕日の衣川~中尊寺縁起
いや今日は寒かった、半袖の腕に鳥肌立つくらい寒い。梅雨まだ空けぬとはいえどうなのか、関東以西は酷暑ということだが。
さて、そんなわけで本日はえさし藤原の郷が20周年記念イベントから大森神楽さんの夕日の衣川・第四場/中尊寺縁起・江刺豊田舘の場についてお伝えします。
神楽演目の夕日の衣川は大森神楽の生みの親である三好京三氏の原作で、前九年・後三年の役から主題をとった台本とのことです。
安倍頼良・貞任の敗北から藤原清衡が中尊寺建立に至るまでの話を四場面の構成にした創作神楽となっている。
藤原清衡さん
奥州を拝領後に母である由迦の前を平泉に呼び寄せます
由迦の前の登場シーンは山の葉舞となります。
続く女御神楽まで流れるような舞が続きます。
由迦の前は清衡に、藤原氏先祖代々の供養のためと、打続いた戦乱で命を落とした多くの民兵士のために追善供養として中尊寺を建立するように伝えます。そして清衡は中尊寺を建立する決心をしたのでした。
御神楽になるまでの間にいつもの胴取殿の撥車がありました。
この日は急に雨脚が強くなり、蒸し暑くて湿度が上昇した中での演奏。
「太鼓が重くって」と胴取殿が言っておられました。
動画でどうぞ。
