宮野神楽 敦盛・玉織別れの場
本日は宮野神楽さんの 敦盛・玉織別れの場ですが、
その前に、宮野神楽さんの由来について発刊なったばかりの「栗原伝統伝承芸能記録保存」より
「昭和53年より地元城生野神楽の師匠熊谷勤氏の指導により南部神楽修得した会員に新会員を加え平成9年に郷土芸能の保存普及を目的として結成した団体です。」
とあります。現在の代表は佐藤久義さんです。
演目の敦盛・玉織別れの場は源平の戦いの一の谷合戦で窮地に追い込まれた平家方の若将敦盛が、自らの妻である玉織に別れを告げる場面です
玉織姫の登場 ここに至る場面までには様々な脚本で演出される出来事が語られます
無冠の太夫 敦盛です
源氏に追われて西国に落ち延びる敦盛が玉織とその懐胎した我が子に言い残す場面です。
生まれいづる子が男の子であれば、我が身の黄金作りの担当を授け、または女の子が生まれれば観世音菩薩のお守りを授けよと。
言い残して、遥か波の向こうへと落ち延びて行く味方の船へと急ぐ夫を見送りつつ妻の玉織は自分と子供の行く末を案じながらも生きてゆく覚悟を決めます。
動画でどうぞ。
