早川流 清水目鹿踊 入掛舞 ~ 女鹿隠し舞
今日は随分と蒸し暑くなった。明日は七夕乞巧奠。
ということで、本日は第28回みちのく鹿踊大会のトリを飾った地元の清水目鹿踊さんです。
清水目鹿踊さんの由来については当日のパンフレットより
「寛永4年(1627年)に伝えた巻物"鹿踊之巻"によりますと、他の行山流鹿踊にも伝えている"勘太郎説話"を由来譚と記載されているほか、装束や芸態には岩手県旧大東町の大原山口派鹿踊との関連もみられますが、古い行山流の芸風を濃厚に継承していて、装束は地味で、背の腰指しは逆八の字型でやわらかく、腰太鼓は小さく音色がカン高く響き、踊振りが古雅で優美であります。年間の出演頻度が多く、技芸は練達しています。」
とあります。
装束については、前幕の咽印は白の九曜紋で、これは側鹿も同じ。他には開扇と両脇に鯉の滝登りが描かれている。
流しには九曜紋と大きく「行参」の文字、女鹿のみ「奥山に~」の和歌が入っている。
しころの舞では実の親子で演じていました。拍手です。
早川流の女鹿隠しは、とにかく走り回り跳びまわります。
観客を巻き込む演出は長い間に磨かれたシナリオと思います。
清水目の演目は三つ狂舞、二つ狂舞、案山子舞、安着返り舞、縄舞、笹舞、竿引き舞、坊主舞、供養舞が伝承されている。が、見たことがないです。是非とも見たです。
動画でどうぞ。
