上宿和賀神楽 薬師舞 @第19回大乗神楽大会
本日は上宿和賀神楽さんの薬師舞について
この日の舞手は小学生男子です。彼の到着が遅れたために昨日紹介した大乗の下を急遽時間調整で入れたわけで、観ている側にとっては得した気分でしたが。
さて、薬師舞について「岩手の民俗芸能山伏神楽編」には煤孫の伝書から引いて解説している。
「薬師とは江文大明神と申して山川谷峯より悪水湧する時、瑠璃の瓶より薬を出して善き清水となし給う」
白面の吽面で背中に幡を背負っている出で立ちは人々に功徳を施す様を表しているように見える。
続いて面を外して御神楽に移るが、旗と扇を持って四方に薬師真言を唱える。
「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」
旗と錫杖を持って四方に舞う。
小学生とはいえ手次踏み足のしっかりとした素晴らしい舞でした。
動画でどうぞ。
