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2013.06.16 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

二子築館神楽 棟上 @第19回大乗神楽大会

本日は二子築館神楽さんの棟上について

その前に、二子築館神楽さんの由来について当日のパンフレットより

「和賀山伏神楽大福院(現新山神社)の系譜を汲む更木船渡神楽が前身とされます。
船渡神楽の庭元佐藤新作のとき、旧二子村上宿の千田和作の世話で千田行全法院(元二子八幡神社宮司)から教えを受け、昭和29年ころには、斎藤幸全(上宿和賀神楽庭元の曾祖父)から再度教えを受けました。昭和41年、北上川河川工事に伴う堤防建設により、更木船渡集落の一部が移転することとなり二子町築舘集落に19戸が移住しました。それによって神楽伝承者も分割され、太鼓のみ伝授して分流することになりました。
その後、八重樫亀蔵及び佐藤房雄、斎藤重蔵の3氏から権現頭一頭が勧請されて「築舘神楽」が発足することとなり、改めて同系統の宿大乗神楽に師事し、下舞と権現舞を習得します。
昭和50年瑶全法院千田貞三から藤巻新吉ほか9名にあてて山伏権現舞の得度証が伝授されて正式に築舘神楽の発足に至りました。現在では、幕演目の習得に努め、今回は“七五三切"と“棟上"を披露します。」

とあります。現在の代表者は藤巻勝八さんです。




棟上の舞は、四天王の舞で四節を分ける舞とされます。四天王とは、東方を守る「持国天」、南方を守る「増長天」、西方を守る「広目天」、北方を守る「多聞天」の四尊の総称であり護法神とされています。
鳥兜・常衣を着け袴姿に自足袋の装束で手に扇を持ち、腰に錫杖をさして四人で四方を祓い清める舞です。

DSC01818.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.06.16 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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