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2013.06.15 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

和賀大乗神楽 龍殿 @第19回大乗神楽大会

本日は和賀大乗神楽さんの龍殿について

その前に、和賀大乗神楽さんの由来について当日のパンフレットより

「口伝では、約六百年前の正和4年(1315)に慈覚大師の弟子である玉木明介が京都東山の聖護院の門跡として修験を修行し、煤孫に帰郷後に貴徳院を開基。
後に権大僧都満開山円光法師が創始した神楽とされ、「貴徳院法印神楽」とも呼ばれていました。
嘉永元年(1848)に至つて宮城県遠田部湧谷箆岳の箆岳金峰寺(天台修験兼帯)から大乗神楽が伝承され、嘉永2年に南笹間の万法院を会場に大乗会を開催。三年後の嘉永5年には大乗仏教を基にした加持祈祷の舞として「大乗神楽」と改称した。
その後一時中断しますが、慶応年間に佐藤寅次郎が貴徳院に伝承されていた神楽の再興を願い、妻の父である南笹間の八幡神社別当万法院に師事し再興しました。」

とあります。現在の代表者は鈴木俊逸さんです。



さて、演目の龍殿は山伏神楽、法印神楽ともに常にあるもので、多少の舞方の違いはあるが二人による荒舞となっているようです。

大乗神楽ではこの二神を貴船大明神と加茂大明神とし、本地仏を知勝物と難勝仏とし、演目名も龍手や両天と呼んでいる団体もあります。
尚、神楽本には「面をつけ」とありますが、この日は直面での舞となっていました。

太刀潜りを繰り返します。

DSC01782.jpg

その後、一人が太刀を渡して幕入りします。
そして一人で振り太刀となります。

DSC01799.jpg

最後は床に刀を置いて、剣印を腰に納めます。

DSC01809.jpg

動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.06.15 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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