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2013.05.23 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

八幡神楽 式六舞の1 岩戸開き

本日から、さる5月5日に行われた遠野郷八幡宮での出雲大神祭に奉納された八幡神楽についてリポートです。

この日は子供流鏑馬も行われ、そちらの方が観客が多いわけですが、それは後日にお伝えすることとします。

八幡神社の本殿です。
ここの祭礼はむしろ秋の大祭(遠野祭り)の方が有名で、境内の馬場で繰り広げられる郷土芸能のめくるめく馬場巡りが圧巻です。



本殿前にある神楽殿です。

DSC00833.jpg

神楽に先立って法螺貝が吹かれます。
門付けをして歩くときには法螺貝を吹いたそうです。遠野で法螺貝を使用したのは八幡神楽だけだったので、法螺貝神楽とも呼ばれたとか。
まさに修験の神楽といった感じです。

DSC00839.jpg

八幡神楽の他と異なる大きな特徴に、岩戸開きを最初に舞うということがあります。
これは天照大皇神が岩屋から出て世の中が明るくなったことを祝って神楽が始められたことを象徴的に扱っているようです。そのため、岩戸開きが終わっても太鼓が鳴り続けて、途切れること無く次の演目「鶏舞」が始まります。

DSC00851.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.05.23 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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