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2013.05.21 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

北下幅神楽 三番叟 @駒形神社

本日は、北下幅神楽さんの三番叟について


時折雨が降りましたが、夜桜とともに夜神楽見物です

DSC00207.jpg



DSC00200.jpg

ところで、北下幅神楽の演目について「北下幅神楽演本」等から次のとおりとなっているそうだ。

式舞
 御神楽、山之神、三番叟(孫長栄、荒調子)、五大領、天岩戸開、鶏舞、地割舞、水神明神、新岩戸開、高天原道引、浜遊、笹割、宮雀、八幡舞、七五三切、蝶ナ切、明神舞、福陸舞、翁舞、三宝荒神、不称舞、橋挽神話

神事舞
 魔王退治、醜女退治、西宮太神、御子焼、釣弓舞、八岐大蛇退治、三熊退治、日ノ宮日本武尊、熱田之宮日本武尊、

仕組狂言
 田村三代記、日光権現、篠田森、三国妖婦伝、源義経、牛若丸、一の谷合戦、高山実伝記、羅生門鬼退治、鐘巻道成寺、道化金巻

他に権現舞の下舞を大正初年頃までやっていたというが、現在では権現頭も残っていないとのこと。
式舞は最初の6つが式六に相当するのだろうと思えるが、神事舞の中に法印神楽の影響が見て取れる。
先行した修験者達の上葉場神楽がどのようなものであったかがわからないので何とも言えないが、おそらく山伏神楽であったことと思われる。
なお、仕組狂言に関しては明治21年に達谷神楽と交流して取り入れたもののようである。

DSC00196_20130521205321.jpg


動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.05.21 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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