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2013.05.15 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

大室南部神楽保存会 田村三代



さて、今日は大室南部神楽さんについて掲載する三日目で、演目は田村三代です。

大室神楽では先の震災で装束道具だけでなく、一番大切な先代の大師匠をなくしたそうです。
その大師匠さんは、舞手達が気の抜けたような舞をすると

「だいにおしぇらいだ?」
(誰に教えられてそんな踊りをしているんだ?)

と、喝を入れたそうです。(大室南部神楽のHPより転載 ⇒ http://www3.hp-ez.com/hp/omurokagura/page1 )

なんと、神楽魂に溢れた神楽師としての矜持を元堅に伝えようとした言葉であろうか。

そんな神楽魂が若き神楽師たちにもしっかりと受け継がれたからこそ、このような見事な復活が可能となったのであろう。

坂上田村麻呂 茂樹さん

DSC00645.jpg

征伐に加勢する村人 久夫さん



大嶽丸の久登さん
鬼女の表現は様々ありますが、ザイを束ねてしごきあげる仕種は珍しい、鬼気迫ります。

DSC00662.jpg

神通の鏑矢で大嶽丸を成敗しましたが、その正体が田村将軍の幼くして別れた母親と知らずに首を証として都へ凱旋します。

DSC00692_20130515214109.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.05.15 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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