下大籠南部神楽 岩戸入り @第43回岩手県南宮城県北 神楽大会
本日は下大籠南部神楽保存会さんの岩戸入りについてです。
由来については定本より
「昭和八年、大津保村(大籠・津谷川・保呂羽)の村社下大籠神社の奉納神楽を組織することとし、宮城県栗原郡金城町(金成沢辺)より佐藤家に婿入りした佐藤清人が神楽師匠であったので、佐藤清人師匠の指導により佐藤司、佐藤重雄、須藤徳一、首藤義雄、同克巳、須藤薫、千葉哲治、沼倉豊等が舞手となって、下大寵神楽を創設した。
後佐藤司が庭元となり、花泉清水原の大門神楽の師匠を招いて指導を受け演目も多くなった。
初代庭元佐藤司、現在の庭元佐藤重雄は二代目である。」
ということです。現在の代表は高橋義男さんです。
で、岩戸入りですので、最初に月読尊とともに天照大皇神が天岩戸に閉じこもろうと道行を致します。
そこへ立ちふさがるように異形の神が立ち現れます。
異形の神は自らの本地を唱え、天照大皇神の道行を助けるために現れたことを告げます。
その宣言に得心した天照大皇神と月読尊は感謝の意を告げて共に参りましょうと、千代の御神楽を舞います。
下大籠神楽は瑞山国首流を継承しているとあって、舞の手次足次に重みがあります。
動画でどうぞ
