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2013.05.06 | Comments(4) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

嵯峨立神楽 三宝荒神舞

今日は連休最終日、気温がまあまあ上がって良い日和の中、秋田県の湯沢市にあるオシラ桜を見に行って来ましただ、一輪咲き程度でした。
いずれ今年の春の遅さを実感しましたが。

という訳で、本日は選抜花泉大会より、嵯峨立神楽さんの三宝荒神舞についてです。

嵯峨立神楽の由来については次の通り


「嵯峨立神楽」は、「修験道賀多羽流」と称し弘化年間(1844~ 48)嵯峨立普慶院第二十四世佛心得宗大和尚により伝承されたと言われていますが、中田町上沼八幡山にある「上沼加茂流法印神楽」の由来書には、江戸時代中期、中田町内にある六ヶ院の法印たちにより神楽を執行し、文化・文政の頃には、東和町錦織や嵯峨立の法印も加わり十三ヶ院で神楽を演じていたとの記述があり、現存する古い神楽本には上沼や浅部の法印神楽と同じ演目が残されています。
明治初年、神仏分離令により修験宗が解体され、法印神楽の継続が困難となり、明治初期に当時流行していた南部神楽を取り入れ変容したものと思われます。
他の南部神楽では決して演じることのない法印神楽のみに伝わる「笹結び」や「宇賀玉」などの演日が「嵯峨立神楽」には伝承されており、法印神楽の芸風を色濃く残したきわめて貴重な南部神楽となっています。

とあります。

ここでの三宝荒神とは、如来荒神と鹿乱荒神、忿怒荒神の三神です。

DSC09837.jpg

途中で、面をはずしての荒舞(崩し舞)になります。

DSC09906.jpg

ここの部分が修験の見せ場となっといます。

DSC09928.jpg

師匠の撥車も鮮やかです。

DSC09863.jpg

動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.05.06 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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