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2013.04.28 | Comments(2) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

布佐神楽 三番叟(真似三番) 150周年記念

本日は一関市川崎町の布佐神楽さんの熊野神社例大祭アトラクションを身に行って参りました。
本当は午前中に行われた石蔵山の熊野神社での神事奉納をお伝えすればいいのですが、今日は午後から見に行ったので(楽しようとした)それのみです。


布佐神楽さんの由来については定本より

文久三年(1833)千葉菊治、鈴木門治が世話人となり、東磐井郡相川村(現一関市)字水上の千葉稀治、千葉作右ェ門の指導により、法印神楽を千葉忠之丞、千葉兵太夫に伝授された。
さらに明治八年松川村(現東山町)の法印管野典善師より法印神楽を学び、倭書記神楽の巻物を授けられた。
明治後半から大正初期に至り、法印神楽を基本にしながらも、地方の伝説、民話、物語等を神楽用に脚色したり、科白(せりふ)神楽等も演目に加え、この地方独特の神楽として名声を博して来た。
初代庭元千葉兵太夫で現在の庭元千葉慶一は一○代目である。
昭和五三年三月、川崎村指定無形文化財となっている。

とのことです。

そして先ごろ南部神楽としては初めて岩手県無形民俗文化財として指定されました。
おめでとうございます。

DSC09054_20130428234412.jpg

確かに布佐神楽は手次足次やコワの調子などに法印神楽の感じが色濃く残っているような気がします。
藩政期の磐井・胆沢地方の神楽のようすが想像される稀有な神楽団体です。

DSC09097_20130428234414.jpg

他の演目については多分、ずっと後日に改めてお伝えすることになると思います。
とりあえず三番叟のみ。


動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.04.28 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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