鶯沢神楽 弁慶安宅の関
今宵は暖かく桜も満開に近いせいか花見客が随分と多く見られる。明日は満月だし。
さて、今日は鶯沢神楽さんの弁慶安宅の関です。
私が鶯沢神楽を初めて見たのは2005年11月の金成神楽大会でのこの安宅の関でした。
当時はまだ南部神楽を見始めていた頃でしたが、同じ南部神楽でも胆沢地方のものと比べて迫力がある内容だと感心したものでした。
鶯沢神楽は明治初年に一関の達古袋神楽から師匠を招いて習得したのが始まりということです。
義経と弁慶の道行
両人が山伏姿に身を変える間に胴取りが撥車を打ちます。妙技です。
弁慶のこの型は、法印神楽の責めの型に近いです。
ところで弁慶さんは間もなくパパになるそうです。楽しみですね!
冨樫が義経主従と知りつつ関所を通す場面で三人で扇を合わせて御神楽を舞いますが、鶯沢神楽さん独特の舞い方ではないでしょうか。
動画でどうぞ。
