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2013.04.12 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ祭り

一日市願人踊り 平成23年5月5日 秋田県八郎潟

そういう訳で、今日は昨日に引き続き願人踊りについて。

DSC01918.jpg

八郎潟町の願人踊りは五城目町から伝わったとのことだが、現在では所々のものが入り交じっている。

DSC01913.jpg

願人踊りは社寺参詣を代参した願人坊主の踊りで門付芸の一つだった。
幕末に村井素太夫が上方で伊勢音頭を習い受けたことによって、近郷近在に囃子を伝えたという。

DSC01915_20130412211011.jpg

その後、歌舞妓から所作を取り入れたり、伊勢音頭にあうように工夫し五城目町の近在から伝承していったようである。

以下は祭りパンフレットより引用

「願人」とは下級山伏「修験僧」のこと。ここでは特に伊勢神宮で頂いたお札を各地に配つて歩いた者を指す。
「願人」により全国に広められた願人踊はこの地にも伝えられ、人々を楽しませた。
祭典行事として踊られていたが、天明のころ伊勢参宮より戻つた羽立の村井金之丞が元来の踊りに伊勢音頭の手踊りを組み入れ、現在の願人踊になつたとされる。
明治に入ると歌舞伎・仮名手本忠臣蔵(五段目)を題材にした定九郎と与市兵衛によるユーモラスな寸劇が加えられた。その後、度重なる戦争や敗戦後の祭典統一により願人踊は消え去ったかに見えたが、昭和33年に一日市郷土芸術研究会が保存に乗り出し、以後、毎年5月5日に一日市神社に奉納されるようになつた。


動画でどうぞ。



祭り当日の運行順は次の通り

poss_20130413072908.jpg

場所はここです。


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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.04.12 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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