鶯澤神楽 高山掃部長者
本日は暦の上では清明、本当に春らしい一日だった。職場の同僚は明日稲の種蒔をするということだ。
さて、中断したが今日は一昨日に引き続き鶯澤神楽の高山掃部長者について。
この物語は胆沢地方を舞台にした長編の仕組神楽で全部やると数時間はかかるというもの。
この日は掃部長者のと妻の三沢御前が争う場面までを演じた。
最初は掃門長者がツケの役回りとして、高山一族の出自をはるか安日彦、長髄彦から語り始め、安倍の貞任時代を継いで伊沢の長者になった物語を延々と述べる。
ある飢饉の年に領地内の民(道化三人)が窮状を訴え、金穀物を分け与えてくれと掃部長者に訴えでた。
長者が妻の三沢御前に施しをしたいと相談したが、強欲な妻がビタ一文も渡さないと行ったため長者は妻を離縁して放逐した。
行き場を無くした妻が怨念の末に蛇に化身し、長者と村人たちに仇なすようになった。
この後の、蛇と村人の戦いが道化になっています。お楽しみください。
動画でどうぞ。
