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2013.03.25 | Comments(6) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

嵯峨立神楽 笹結び

という訳で、本日は嵯峨立神楽さんの笹結びについて

この演目は法印神楽にのみあるもので山伏神楽の演目を踏襲している南部神楽団体にはない。
嵯峨立神楽はもともと上沼法印神楽を伝えていたため、多少形は変わっているが伝承されているもの。

最初にツケが出て、天地開闢の言われと伊弉諾伊弉冊の国産みの話を述べる。
そして、国造りに禍をなすという五鬼大神を討ち取るものはいないかと、神を呼び寄せる。

DSC08485.jpg

それに応じた田中大王が荒々しく登場する。

DSC08492.jpg

続いて五鬼大神が現れて神戦となるわけだが、

DSC08503.jpg

舞台を降りて客席での責めとなるわけだが、本来はもっと遠くまで追いつ追われつしての大立ち回りをすると思われるのだが、この日はこの程度で再び舞台に戻った

DSC08511_20130325205941.jpg

最後には五鬼大神を退治し、首を取って幕入りとなる。
流れ神楽の本領発揮といった一幕である。

DSC08535.jpg

動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.03.25 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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