保柳神楽 鐘巻
そんなわけで、本日は宮城県女川町に行って参りました。
旧街中には嵩上げ5.8mの標識がありましたが、その高さまで土盛りをするのに何年かかるのかということが頭をよぎりました。そして復興商店街のイベントはあったものの参加している店舗数が・・・。
先の長い支援活動(国家的にも民間的にも)が大切と思います。
さて、そんなわけで、本日は保柳神楽さんの鐘巻です。
この演目については、3月9日に行われた東北歴史博物館でのイベントでも紹介しているのでそちらを参照してください。⇒http://maturinookkake.blog.fc2.com/blog-date-20130313.html
この演目は山伏神楽にもありますが、舞台に鰐口(鈴緒)を取り付けて狂う様を演じるのはここだけです。
妄執にとりつかれた女が幕に入った後に旅の僧が舞い出て、噂を聞いて法の力で折伏しようと祈祷します。
そこへ姫君が化身した鬼蛇が客席に向かって威嚇しながら出てきます。この辺で観客のボルテージは最高潮に登っていきます。
最後は鬼蛇と旅僧の対決です。
旅僧が法力でもって折伏し、蛇面を持って島巡りで退場します。
動画でどうぞ。
