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2013.03.22 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

保柳神楽 八幡舞

言い訳に過ぎないが、年度末なので非常に忙しい!!
ツイッター、FB、ブログとあるとどうしてもブログだけは最優先で他は御免容赦となる。

てなわけで、今日は保柳神楽さんの八幡舞より

保柳神楽さんの由来について定本から

「明治の始め頃、南部から来た三太藤助と言う者が斉下部落に住みつき、藁工品の筵織りを指導した。
三太は南部神楽の舞人でもあった。その頃地元保柳神楽を伝えていた千葉情四郎、青砥宗五郎、菅原藤助等が三太の弟子になり、本格的な南部神楽を学んだ。
斉藤一郎が庭元となり保柳神楽を復興した。
明治末期、千葉平之丞の時代、迫神楽をも取り入れ、一二柏子の太鼓、鉦の囃子も一層親しみ易いものになった。」

とあります。


DSC08347.jpg

確かに同じ南部神楽といえど古い形が残っている

DSC08329.jpg

特に途中の練りの部分は岩手県南の瀬台野系統の拍子に近い。
それと、八幡舞といえば通常は弓矢を持っての舞となるのだが、ここでは扇と幣束で弓矢を表わしている。
これは、悪魔祓いの祈祷と通底する呪法でバッテンに組んだ扇幣束を手合わせにして舞う様はまさに祈祷舞となっている。


DSC08343_20130322210447.jpg


動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.03.22 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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