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2013.03.19 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ田植踊り

一方井の黒内田植踊り

今日は旧暦のコト八日、明日は彼岸の中日である。
暦通りに随分と暖かくなったが、何となく心が晴れないのは別れの季節だからだろうか。

さて、今日は岩手町一方井の黒内田植踊りについて

由来については「岩手県民俗芸能誌」より引用

「岩手郡一方井村(現岩手町)の黒内部落に伝承されている座敷庭田植えである。
黒内田植踊りは天保以前に乙部村から伝えたと言われるが、萬歳に使う鼓の内側の墨書には「弘化二年正月 遠藤三五七」とある。」

ざっと170年前に盛岡周辺に分布していた座敷田植えが伝播してきたようである。
内容的にもほぼ同じである。

演目は数多くあり県北部のエンブリの演目へと変化していく過程が見られるのが興味深い。

この日は顔見世の綾踊から始まり小太夫の前口上と続く

その後は苗代コシェで小太夫との掛け合いがあり田事の所作踊りが続く
そして、種蒔(狂言風の道化踊り)で盛り上がる



種蒔踊りの唄
「~乙部町 ヤーハヨーイ 柳の葉より狭い町 狭いとホーで ヤーハーヨーイー 一夜の宿で銭を取られ
 ~気仙坂 ヤーハヨーイ 七坂八坂九の坂十の坂 十坂めサ ヨーホーイ かんなをかけて たいらめだー
 ~それはうーそ ヨーヤーハーイ 人夫を掛けて たいらめだー
 ~松島の瑞巌寺 本堂の寺もなく 前は海 後ろは茂る小松林」

DSC08034.jpg

中踊りで朝よはかの踊り

DSC08042_20130319220126.jpg

ちなみに早乙女について、岩手県民俗芸能誌の中では「二十数年前までは十三、四才の少女だったが、今では女装の青年が」とあるが、現在はご婦人方が踊っています。

DSC08067.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.03.19 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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