長洞元気村支援会員募集!
本日は、平成23年3月11日午後2時46分に発生した大地震とそれに伴う大海嘯により甚大な被害を被った日からちょうど2年目となります。
ので、神楽の掲載を明日以降に延ばして別なテーマで書きます。
昨日の3月10日に陸前高田市に行き、とある三回忌法要に立会いました。
その後、以前から気にかかっていた場所へいきました。
そこは、陸前高田市の東方、広田半島の中央部に位置する小友にある長洞元気村。
仮設住宅に集落ごと移転した稀有なケースで、集落の結束の強さがよくわかります。
さて、ここの地域には今から6年ほど前に祭り見物で訪問しております。
蛇が崎八幡及び只出の金毘羅神社の祭典で各町内から山車も出て、神輿が海上渡御をする勇壮な祭りです。
しかし、震災により漁港の岸壁は破壊され、地盤沈下で海水面が上がり、海辺の集落は壊滅し、金毘羅神社も鳥居以外はみな流されてしまいました。
祭りと郷土芸能について、長洞元気村事務局の村上さんにお話を伺いました。(この方は私の仕事上の先輩でもあります)
【元気村のパオの中で】
祭りは金毘羅さんに大漁の祈願と御礼のためにある。漁ができない状態、講中のみんなが集まらない状態ではできそうもない。
しかし、瓦礫の中から子供たちが悪魔祓いに使う虎舞の頭が見つかったので、洗って修理して正月に踊った。
それから、祭りの時に着る半纏も各々の家に保管していたので大半が流失した。
これから、浜の復活とともに生業の創造にも意欲を見せる長洞元気村の皆さんです。
長洞元気村支援会員募集!とのことですので、ぜひ高田の美味いものを届けてもらうよう支援の応募をお願いします。
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