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2013.03.05 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

牧澤神楽 彦炎出見命

2月24日に開催された奈奈子祭りについて笹山さんから御花の届いた。
大したお手伝いもできませんでしたので恐縮です。
箱崎白浜にはおはこ旅館というのがあって、随分昔になるが若いころによく合宿をして飲みながら語り明かした思い出がある。
そんな昔を思い出しながら神楽宿での芸能を見るにつけ、ここにはここのリズム、スピードがあるのだなと。
復興は急務だが、浜の人々の心に合わせて一歩づつ進むことが肝要だと。

さて、本日は牧澤神楽さんの彦炎出見命について。


牧澤神楽さんの由来については定本から

「明治四二年秋、牧沢部落にある八幡神社の秋季例祭に、西磐井郡山目村赤荻笹谷神楽を奉納した。
この神楽のすばらしさにひかれ部落の八幡神社の奉納神楽を組織しようと相談した。
阿部繁雄他八人が世話人となり、西磐井郡金沢村、飯倉神楽より菅原貞四郎、菅原惺、高橋衛、岩渕惣之進等の師匠を招いて神楽の指導を受け、牧沢神楽を創設した。
初代庭元阿部繁雄、二代阿部繁美、三代阿部繁行である。」

とありますが、現代の代表者は阿部繁行さんです。

彦炎出見命は昨日の達古袋神楽さんの瓊々杵命の続きとなる演目です。

火蘭命=海幸彦



彦炎出見命=山幸彦

DSC01607.jpg

この話は海幸山幸という有名な話しなのでストーリー紹介は省略しますが、この演目は法印神楽では釣弓という題名で演じられる長大な演目の中の一幕です。


動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.03.05 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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