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2013.02.14 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

小田代神楽 三番叟

本日は、小田代神楽さんの三番叟です。

この日は道化付きの真似三番叟でした。

こちらの式舞では御神楽、山の神に続く三番目の演目となっているようです。

雲張りでの歌は

「よしがのに よしがのに 日は照るとも 常に絶えせぬ鳴る滝の水
鶴殿 亀殿 歌ましあれば 幸い心にまかせたり」



一渡りして胴取との掛け合いになります。

DSC06276.jpg

掛け合いの終盤で三番叟が

「我らが拍子と申するは、鹿嶋で習いしことなれば、鹿嶋拍子と申して上の拍子も八拍子、三島で習いしことなれば、三島拍子ともうして下の拍子も八拍子、おっとり合わせ 取り合わせて囃してたもれや胴取殿」

と問いかけると銅取が「それ程難しい拍子なら打つとも舞うとも勝手にしたまえ」と太鼓を転がして出す。
南部神楽の三番叟においてこの件がある組も少ないように思えるが。


DSC06283_20130214200043.jpg


マゴチョイにのって軽快に舞うのが特徴か。とここで道化が登場する。

DSC06285.jpg

真似三番となり共に舞う。

DSC06303.jpg

三番叟が幕に入ると道化の一人舞になるが、さすがである。みごとな舞!
最後には種まきのサービスもありでした。

DSC06310.jpg


動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.02.14 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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