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2013.01.24 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ剣舞

北上翔南高校鬼剣舞部 三番庭の狂い、一人怒者

まあ大寒のさなかというのに雨が降っております。暖かくていいのですが、このぶり返しが怖いような・・・

さて、今日は矢巾町郷土芸能大会からゲスト出演の北上翔南高校鬼剣舞部について

彼らは平成24年度の全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門で文部科学大臣賞・最優秀賞を受賞し、日本一に輝いた。
長年に渡って岩崎鬼剣舞の指導を受けてとのことだが、何より一人ひとりの鬼剣舞にかける意気込みがすばらしい。

前身の北上農業高等学校時代から鬼剣舞部としての活動が盛んであった。
それは地元の北上市南部の鬼柳・相去・岩崎地区で幼稚園・小学校・中学校と学校の教育活動の中に鬼剣舞が位置づけられるとともに地域での受け皿がしっかりした上での伝承の輪作りができていることも根底にある。
それのみでなく、翔南の活動が市内ばかりでなく遠方へも出かけて公演していることもあって「鬼剣舞がやりたいから翔南に入る」という生徒が多く、それを誇りにしている。
卒業後も多くの団体で活躍しているとのことで、将来が楽しみな生徒たちである。

三番庭の狂いは念仏が無い分、明るく軽快な舞で、高校生の舞台によく似合う演目だ。

DSC04904.jpg

続いての一人怒者(一人加護)は勇壮な一人舞である。
相当の練習を積まないとできない演目で、練習量はいかばかりかと感心する。

DSC04962.jpg   DSC05009.jpg

刀を抜いた後は神楽拍子に変わり、力のこもった舞になる。
観客の皆さんもよく理解していて、何度も惜しみない拍手と声援を送っていました。

DSC04943_20130124222118.jpg   DSC04968_20130124222118.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.01.24 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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