白沢神楽 八幡大神
本日は久しぶりに矢巾町の郷土芸能大会に出かけました。
第37回とあるのでこれからも継続を願います。
その内容についてはこれから順次掲載しますが、私的な都合によりプログラムとは違う順番でいきます。
で今日は白沢神楽さんの八幡大神について紹介文は当日プログラムから
かつて、白沢には「犾森神楽」と「上自沢神楽」の2つの神楽がありました。犾森神楽は屋号「犾森」の5代目佐々木又治郎が、文政(1818~ 1829)の頃、現花巻市大迫町早池峰山麓の神楽を伝承したものとされていますが、早池峰山麓の神楽にはそのような記録は残されておらず、佐々木家にも資料はないことから詳細を知ることはできませんが、演目などから山伏系の神楽であることは間違いないと思われます。
昭和6年、郷土芸能研究の大家本田安次博士が当地を訪れた際には、盛岡南部家の社家原田隼人が伝えたという言い伝えを紹介しております。また白沢の屋号「中の口」の4代目藤原左吉が継承し、この縁により南部家の祭礼に招かれて演じた、との言い伝えもあります。
とあります。
詳細で興味惹かれる解説はblogとりら(http://torira.exblog.jp/17157187/)に詳しいです。
まづは、舞台に据えられた大振りの権現様が目に付く、今日はこれを振り出すことはなかったが、山伏神楽の側面を如実に表している。

幕から誉田別命と品夜別命の二神が出て閉扇と鈴木で舞う。
ここの場では千早を着ている。
確かに早池峰山伏神楽とは異質で、社家神楽の雰囲気が感じられる
。

八幡舞の多くは面を付けての舞であるが、ここでは最初から直面であるので弓を手携える場面への切り替わりは面を外すのではなく千早を脱いで弓を構えることによって表現されている。

いずれ、宮前神楽とともに謎の多い神楽ではある。

動画でどうぞ。
