赤谷神楽 屋島合戦継信の最後
本日は親戚の集まり（平たく言えば飲み会）があるため、この時間にブログ更新となりますのであしからず。
さて、この日の延年閣公演のトリとなったのは赤谷神楽さんの継信最後の場です。いつもながらコワの名調子には聞き惚れます。
屋島合戦の激しい戦闘、平家方の猛将である能登殿教経が義経を狙って弓を射たが、義経の前に佐藤継信が楯になってうたれる。
教経さんです。荒型の拍子で登場です。
義経さんです。
重臣の継信の姿が見当たらないことに心を痛めます。
継信の弟忠信さんです。
修羅場と化した夕暮れの砂浜を兄を探して歩きます。
（ここは戦場の無常感が漂うところです）
胸板に管矢を受けた継信が瀕死の態で登場します。
この面は中野神楽の広運師匠の作とのこと、
名場面といえばこれ。
兄を助け起こして「情けなや、ただの一矢で命を落とすとは！」
そして兄を肩に担ぎ、主君義経の待つ高松城へと向う。
動画でどうぞ。
