北藤根鬼剣舞 ムギリ、蟹ムクリ
今日は所要で花巻市まで出かけたが、花北地方は雪が多かった。
国道以外は圧雪凍結でツルツル!が、今日はいい天気だったので気分爽快といったところ。
さて、本日は北藤根鬼剣舞さんの「ムギリ」と「蟹ムクリ」について
北藤根鬼剣舞さんの由来等は12月25日のブログに掲載しているので参照あれ。
ムギリは「モギリ」とも「八人くずし」ともいい、太刀を2本使い、振りかざして四方を固める踊りで、3人が輪になっての太刀踊りと、刀を床において素手で舞う。
滑田系では1人または2人で踊り、包札の礼として踊られ、岩崎系では3人踊りで「三人の御堂入り」ということです。
南部神楽の方に〆切舞というのがあり、これが三人での刀舞で何となく似ていると、個人的に思っている。
次は、蟹ムクリです。
同じく曲芸的で余興的な踊りですが、人気があります。
素面の2人が互いの背中の上で前転したり、体を互い違いに組んで蟹がひっくり返るような所作をアクロバティックに展開するものです。
これもまた、昔に修験の験力を見せるために考えたのだろうかと推察したりします。
動画でどうぞ。
