板澤しし踊り 四つがかり
ということで、今日は板澤しし踊りのよつがかり です。
私的には板澤のししといったら日出神社の祭礼を思い出すのである。
神社に奉納する芸能団体が本殿の廻りを三巡するのであるが、相当の高低差があるため絶好のカメラポイントとなっている。
というわけで、板澤しし踊りの由来は「遠野の郷土芸能」より
上郷町の板澤しし踊りは、明治の初めに菊池田五助という人が、海上部落に働きに行って、駒木鹿子踊を習い、帰ってから若者たちに教えたのが始めであると言い伝えられている。
また、一説には田五助が駒木鹿子踊の巻物を盗み出して他人にわからないように写したのが後で駒木鹿子踊の庭元に知られて、八幡神社のお祭りの時、新橋の上で踊ることをやめろと言われたと伝えられている。

演目は、入端、庭誉め、草入れ、小切りに続いて刀かけに入る。
そして棒杭を出して柱掛かりをする。

柱掛かりには一人掛かり、三人掛かり、そして四人掛かりがあるとのこと。
ただでさえ種フクベと鹿との熾烈な争いの激しい舞なのに、四匹の鹿が掛かるという大がかりな演目で迫力満点である。

角磨きも四匹並ぶと異様な光景だ。
まさに神域の様相である。

動画でどうぞ。
