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2012.12.07 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

外山神楽 三番叟

今日は暦の上では大雪って、ホントに雪は積もるし道路はツルッツルッ!いよいよ冬将軍来たりと言うところです。それに午後5時過ぎに震度5の地震で沿岸部には津波警報・注意報が出て緊張の夕刻となりました。今の時点で大きな被害がなかったことが幸いです。お見舞い申し上げます

さて、今日から11月25日に行われました、第3回遠野市郷土芸能共演会からのレポートをいきます。

最初は遠野市小友町の外山神楽です。

由来は当日パンフレトより

小友町外山地区に伝承されている早池峰岳系の神楽。文政年間、菊池為友氏の家を庭元として神楽が行われていたが、嘉永年間に火災に逢い道具類が焼失したため一時断絶していた。
しかし、明治初期に集落の有志が集まり田瀬の白土神楽の師匠を招いて習得し、現在まで続いている。





この日は黒尉面と素面の二人舞であった。

DSC01319.jpg

岳神楽の流れというが現在の岳の三番叟より手次が多く古い感じがする。

DSC01322.jpg

ともあれ、訪れるたびに遠野は奥深いと感嘆させられる。
これは遠野市の中心部の神楽ではない。旧上閉伊郡小友村の小さな神楽なのである。
しかし、これほどに祈祷色の濃い神楽が普通に行われていることにもう少し目を向けて欲しいと思う。
小友の鹿踊りにしても然り。
継続するにはそれ相応の矜持と涙と奉納の心が必要なのだろう、その労いが必要であろう。

DSC01328.jpg


動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.12.07 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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