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2012.12.02 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

大森神楽 御神楽

いやぁ師走である。だからどうということはないのだが師走だ。
いろいろと気忙しくなってきている。
そんな中で、今日は奥州市衣川区の南股地区で南部神楽シンポジウムin南股2012という神楽イベントが行われた。
昨年度に引き続き第2回目ということだ。

このイベントは南部神楽について、多面的に分析して解明しようという取り組みである。
昨年度は南部神楽における式舞の構成要素についてのアプローチを行ったわけだが、今年は南部神楽の成り立ちに迫る「奥浄瑠璃」との関係を考察する内容だということである。
詳細は明日以降に記述するが、奥浄瑠璃に関する資料は以外に少なく阿部幹男氏の書簡が頼りである以外に、岩手県立図書館に森口多里が北峯一之進(大正昭和期の浄瑠璃語り部)にインタビューした対話や浄瑠璃「東下り」が収録されたもの(民謡・童唄調査記録テープ 北峯一之進奥浄瑠璃 デジタルバックアップ版)が手がかりとなる。

2012120223560000.jpg

さて、会の始まりを告げるのは大森神楽さんの御神楽舞である。
いつもながら非常に切れのある颯爽とした御神楽で、これから神楽が始まるぞという高揚感がある。




ところで本日の舞台正面に飾られた神楽幕は大森のものであるが、これは森田純氏(奥州市前沢区出身の版画家)の作とのこと。
これを見ていて思ったことだが、神楽幕の図案の手拭や暖簾があったら欲しいかなということである。
神楽幕を模した暖簾を潜るたびに幕出し幕入りの高揚感があったりして・・・マニアックではあるが。

DSC02010.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.12.02 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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