六原鬼剣舞
今日は朝から風と雨が激しく吹き付ける日でしたが、夕方には雨が白いものに変わりました、初雪でしょうか。
ということで、本日行われました金ケ崎町郷土芸能発表大会についてリポートいたします。
本日のプログラムは次の通り
六原鬼剣舞、金ケ崎太鼓、細野鹿躍、坂水庭田植踊、三ケ尻神楽、北方鹿踊、三ケ尻甚句踊り、細野念仏剣舞、西根甚句踊り、三ケ尻鹿踊
特別出演として煤孫ひな子剣舞
金ケ崎も芸能が盛んな地域であり、かつ、伊達南部両藩の境に位置するとあって独特な芸風が見て取れます。
そのうちから六原鬼剣舞について。
詳細な事は不明ですが、当日のパンフレットには大正12年に岩崎鬼剣舞より伝承とあります。
しかし、この六原鬼剣舞は住所から察するに二の町の鬼剣舞と思われますので、和賀町教育委員会編纂の「岩崎剣舞」誌の鬼剣舞伝承系統図によると昭和10年創始とあります。変遷について知りたいものです。
今日の演目は二番庭、一人狂い、扇合わせということでしたが、ステージが狭いということもあるのでしょうか二番庭は四人で踊ります。
ステージ用の構成と思われますが、続いて一人狂いになり、白面が重厚な刀踊りを致します。
プログラムに剣舞の庭元さんが「ありがとう」と題して書いておられます。
「鬼剣舞は一人ではできません。「仲間」で輪になって行うものです。仏の化身(踊り手)とオカド(囃子方)の気持ちが一つとなった時、心の底から涌き上がる熱いものがあります」と、
まさにその通りの踊りとなっておりました。
動画でどうぞ。
