小川鹿踊 釜石まつり2012
今日は寒いっス! エアコンで暖房入れました。 サブッ!
さて、釜石まつり・・・いや新日鉄住金の山神社宵宮祭で行われた小川鹿踊について書きます。
それにしてもいつの間に新日鉄が住金となったのかと思ったら、山神社さんの幕にしっかりと平成24年10月1日とあった。時代の流れか・・・
と、今回私が何で港側の尾崎さんの祭りより山神さんの祭りに力点を置いてるかというと、この山神さんのそばを小川川が流れていて、その川向うに10年ほど住まいをなしていたからです。ただそれだけのことです。
毎年秋口になると、共栄小川店の後ろで行なっている打ち囃子の練習の音が聞こえてきて今年も秋祭りが始まるなと思ったものでした。
当時はまだまだ製鉄所の内情もよく、今よりは祭りも盛大に行なっていました。
というわけで、祭りを楽しむというよりも昔を思い出すために山神さんの宵宮へと出かけたわけです。
浜の曳船と虎舞フェスティバルをみてから小川町に直行すると鹿踊の太鼓の音が聞こえてきた
やってます門付。
ここは歴史ある小川マーケット。隣の共栄が閉鎖されたあとも頑張って営業しています。
ここで魚や惣菜を買い、その次に与伝治屋酒店で浜千鳥(二級酒)を買って帰るのが楽しみでした。
ついで、向かいにある三重食堂(細打ち縮れ麺の有名店)で門付です。いちおう宣伝です⇒食べログ
さて、5時からの神事が行われている内に暗くなった境内には篝火と提灯が灯されて宵宮の雰囲気が出ています。
門付を終えて小川体育館前を通って仮設住宅が並ぶ通りを抜けて鉄製の鳥居の前にとまります。
鹿踊はここで鳥居誉めをやり、次に進んで燈籠誉めを行い、そして拝殿前に進みます。
拝殿前の境内は少し狭い上に、いつもの年より沢山の観客(隣の仮設住宅の方々も沢山見に来ていました)で一層賑わいました。
夜陰の鹿踊は幻想的でよかったです。
さて、ここで小川の鹿踊の由来について
明治15年ごろに遠野市上郷町の板沢部落で踊られていた鹿踊りを3名の若者が習い覚え、小川地域に伝承したといわれてる。
小川川の上流に仙磐嶽があり、小川町内に千晩神社があります。鹿踊は千晩神社の奉納芸です。
いろいろな意味で一つ山を隔てて遠野と繋がっている地区でもあります。
こんなことを考えているうちに十数年前にタイムスリップしてしまいましたが、釜石は浜と山がうまく連携して暮らしてきた町です。一日も早く希望のもてる町になることを願います。
動画でどうぞ。
