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2012.10.09 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

上町法印神楽 初矢  

さて、本日は宮城県登米市豊里町稲荷神社で行われた「まめからさん祭り」」にて奉納された上町法印神楽さんの初矢について。

上町法印神楽さんの由来については当ブログの2012.7.9付けの記事を参照されたい。
http://maturinookkake.blog.fc2.com/blog-entry-229.html

囃子方は胴太鼓一台に笛二人で、鉦はつかない。
舞手は一人、句句迺馳命(あるいは天御中主命)が楽屋より花道を通って舞台に舞い込む。



きりを入れながら静かに舞台を廻る。

DSC06692.jpg

この初矢は浜神楽では本式倭舞三番の次で、最初に必ず舞われるもので、祓い清めの舞といわれている。
また神楽を習い始めた者が基本的な足踏みや手次等を習得するためのものとのこと。この日演じていたのは仙台駐屯基地に勤務する自衛隊さんとのことでしたが、遠くから通って練習するのが大変とのことでした。

DSC06690.jpg

途中、神諷が入る。

~萬ツ代ノ種ハアレドモ 句句迺馳ヲ 親ト定メシ 神ノ代トシレ おもしろし かみあそび

「陸前浜の法印神楽」より


動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.10.09 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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