岩崎鬼剣舞 の 衝動買い
明日は八幡様の御縁日、明後日は旧暦の八朔と日本全国お祭り一色になる・・・が、悲しいかな土日は仕事だ!!
と、気を取り直して鬼剣舞です。
平成24年9月8日にみちのく民俗村で行われた「鬼剣舞 国指定20年記念合同公演」についてです。
が、今日取り上げたいのは公演内容ではなく1冊の本のことである。
古本サイトで剣舞の本を探していて「岩崎剣舞 表紙に門屋光昭のサインあり」というのを見つけた。
なんと著者自らがサインした本である。これは買わねばと即決で衝動買いした。
そして、届いた本の表紙をみて再度びっくり。
「宮本袈裟雄様 恵存 門屋光昭」と署名してある。
宮本袈裟雄氏は民俗学者にして修験道の研究者ということで、門屋先生が鬼剣舞の自著を贈るにふさわしい相手と思いました。(お二人の経緯をご存知のかたはご教示ください)
宮本袈裟雄プロフィール Wikipediaより引用
1945年8月3日 - 2008年12月18日、日本史学者・民俗学者。 長野県生まれ。1973年東京教育大学大学院日本史学専攻中退、同大助手、77年筑波大学歴史人類学系助手、80年専任講師。85年武蔵大学教授。在職中に死去。
なお、この本の裏表紙内側に「Waga Onikenbai June 1985」と書かれたパンフレットが貼り付けてありました。
これは岩崎鬼剣舞がアメリカ公演した時に現地で配ったもののコピーのようで英文で書かれています。
という訳で、家宝にしています。

それで、岩崎鬼剣舞から刀剣舞を。
この日は川西念仏剣舞・朴ノ木沢念仏剣舞・滑田鬼剣舞・岩崎鬼剣舞がまとめて国の重要無形文化財の指定を受けてから20年ということで合同公演という希少な機会になった。

それにしても北上和賀地方の剣舞組は平均年齢が若い。
様々な努力の賜物と思うが保存会・地域・学校・行政の連携がうまくいっているのだろうと感心する。
スポーツ少年団という発想もおもしろい。

動画でどうぞ。
