上沼加茂流法印神楽 神寶
今日であの日から1年半が過ぎた。
なんだかいろいろありすぎて頭がごちゃごちゃしてきているが、シンプルに、できることから始めよう。
とりあえずは今度の秋祭り。
さて、今日は上沼加茂流法印神楽さんの「神寶」についてであるが、その前に神楽道具についてあれこれ。
開演前に楽屋にお邪魔して面を見せていただいた。
相当古い、のと擦れ褪色が目立つが浜神楽とも違う感じがする。(この辺は詳しくないのでよくわからないが)
それからここには写っていないが黒尉面もあり、「今ではやらなくなったが三番叟もあったのでは」と上沼の方たちも話していた。
これは神寶に登場する三方に載せられた「お宝」宝珠でしょうか。
さて、前段が長くなりましたが、
演目のあらすじは当日パンフレットより
「宮中に祀ってある十種の霊宝と呼ばれる宝物に悪神が群がり来て宝物を奪い取ろうとするするので、高皇産霊尊が天穂日命に命じて悪神を追い払う神楽」
基底に流れるのは「熱田の宝剣取り」と同じのようである。
高皇産霊尊が神寶を納める。
とそこへ悪鬼が二匹、宝物を狙ってくる
悪鬼に手をやいた神が、天穂日命に鬼の追討を命じる。
で、天穂日命が腰に太刀と幣束を差して登場し、
~それ神勅を承りし、天穂日命とは我が事なり。諸々の悪神来たりて妨げをなす。これより退治せんこと暫時のうちなるべし
悪鬼を次々に折伏する。
ついに悪鬼を平定し、無事に神宝を取り戻して幕入りとなる。
動画でどうぞ。
