小田代神楽 地割舞
本日は胆江神楽大会から小田代神楽さんの地割舞を。
演目についての解説は当日プログラムより
遥に昔、天地の始まりは、天神七代イザナギ、イザナミの神天の浮橋に降り立ち、天の沼矛を漂う地上界に差し入れかき回し、引き上げるとその先から滴が垂れ落ち固まり島になりました。
その島をオノゴロ島といい、二人はその島に降り立ち、社を建て婚儀を行い、国産みが始まりました。
最初に八つの島が生まれ、これが日本の元、大八島と呼ばれるいわれです。
地神五代天孫降臨の折、大八島を六十四に地割をし、各々神々の守護と定めました。
瑞穂の国と呼ばれる元となる米蒔きから始まるめでたい祝いの舞であり、後段の面を取っての崩し舞は、扇舞で四方を清め、刀舞は衆生守りの祈祷舞い、神楽式舞裏四番に位置しています。

ちなみに神楽式舞とは
表舞 一番から御神楽舞、山ノ神舞、三葉舞、八幡舞、道引舞、岩戸開舞
裏舞 同 鶏舞、宮鎮舞、荒調子舞、地割舞、五代領舞、本岩戸開舞
となっている。(この他に神舞と仕組とがある)
この中で宮鎮舞、荒調子舞、地割舞は祈祷色が濃い上に荒舞となっているので山伏修験の法力を示すため舞手には非常に体力も必要とされている。

せんやあほう 六三なあよ 上げて九つ踏み鎮め 悪魔を拂う 衆生護れやほう

動画でどうぞ。
