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2012.08.25 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

大森神楽 火火出見

今日は夕方から同級会があるので早めにブログ投稿をと。

で、大森神楽さんの火火出見である。大森では「ホボデミ」と言い習わしてきたそうである。
これは天孫瓊瓊杵尊の三男で彦炎出見尊のことであり、海幸山幸の話。

   火火出見 ホホデミ(すでに釣竿をもってる場面ですが)
DSC04322.jpg

   爛降尊 ホスソリノミコト(すでに弓矢をもってる場面ですが)
DSC04280.jpg

爛降尊の山狩りで追われるイノシシ。
神楽で狐はよく出ますがイノシシは初めて見ます。(セーター?で作った頭が見事な質感を出しています)
DSC04282.jpg

この場面はセメ一人で舞うところですが、イノシシがいるだけで臨場感が沸き、観客のおばあちゃんたちも大喜び。
DSC04285.jpg

さて、火火出見は釣りをしようと餌(海苔巻きあられ)を撒きます。(あ、マイクが・・・)

DSC04340.jpg

しかし、一向に釣れず釣り針まで失う始末。

DSC04332.jpg

無くした針の代わりに己が十束剣を潰し千本の針を送るが受け入れられず悲嘆に暮れる。
そこへ海神の塩土老翁が現れ火火出見を竜宮城へと誘う。

DSC04372.jpg

この話の続きでは、彦炎出見尊と塩土老翁の娘の豊玉姫が結ばれて、姫が陸に上がって出産する「産屋」の演目につながる。


動画でどうぞ。



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.08.25 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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