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2012.08.15 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

中野神楽  三番叟

本日は,宮城県栗原市栗駒町で栗駒ふるさと祭りがあり、午後の神楽の部を少しだけ観て参りました。
都合で猿飛来神楽さんまでで退散。

その中から、中野神楽さんの看板娘さんによる三番叟を。
舞手は中学2年の女子生徒です。
神楽ガールというと軽く聞こえますが、まさに神楽の申し子といえます。

彼女の三番叟は2年ぶりに見ましたが、磨きがかかってました。



中野神楽さんについては小さくまとめですが、

明治五年、佐竹幸吉が庭元となり岩手県西磐井郡厳美村、三輪流山谷神楽の師匠を招き指導を受け、中野神楽を創設した。
二代、三代とも山谷神楽の師匠の指導を受けた。



DSC03935.jpg

彼女の三番叟を初めてみたのは2011年2月の尾松地区神楽鑑賞会での三番叟であった。

DSC03958.jpg

若き胴取の佐藤氏のスリリングな胴太鼓の響きの後、出掛かりの歌で登場した小さな三番叟は全身是神楽というべき舞で三番叟を舞い始めた。
さらに観衆の心を揺り動かしたのは祭文(セリフ)を堂々と、否、朗々と語り上げたこと。(ともすれば南部神楽のセリフはマイクを使ってさえ聞こえない場合がある)

DSC03968.jpg

あれから2年。別の所では荒舞を披露するなど、益々神楽の神童として修練を積んでいるようだ。
指導をしている諸兄も素晴らしいと思う。
広運師匠、これからも中野神楽を追っかけますのでよろしくお願いします。

DSC03989.jpg

動画でどうぞ。




2012.08.15 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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