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2012.08.08 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ諸芸

中野七頭舞 2012北上芸能祭

本日は8月5日に行われた第51回 北上・みちのく芸能まつりから
駅前公演の中から中野七頭舞さんを。

この日はとても暑くて、芸能団体のみなさんは本当に大変そうでした。

さて、北上芸能祭りではレギュラーの中野七頭舞さんは、その本拠地が岩泉町小本地区である。
ここも岩泉町で唯一海に面した地区で3.11大津波により浜の生活が大きな損害を被った。

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そんな中でも全国からの支援と、何より「もう一度踊ろう」という先打ち”いっちゃん”の掛け声で動き出した。
(詳しい経緯は「とりら 第6号 特別版 ふるさと岩手の芸能と震災」をご購読ください⇒http://www.h3.dion.ne.jp/~iwagei/toriraindex.htm

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「中野七頭舞は下を向いて踊ることは絶対にありません。」

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その言葉通り、常に前を向いて上を見て、大地を踏みしめて踊る。

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他の芸能と違い七頭舞はそれぞれの採り物(持ち物)が違うので、所作も一人一人が少しづつ違う。
にも関わらず、20数分間一糸乱れず、常に笑顔で真摯に踊り続ける。

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そんな所にも人々は感動するのだろうと思う。

DSC03228.jpg

踊りが始まる前は余裕でカメラを構えていたが、気がつくと会場はビッシリと立ち見の観衆で埋め尽くされた。
七頭舞が来ると聞いて集まった人々だ。

先のいっちゃんこと阿部一雄さんの目下の悩みは小本地区にある4つの七頭舞が使える会館がほしいとのこと。

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.08.08 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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