佐沼の夏祭り の 佐沼鹿踊
ちょっと先週の日曜日のことになってしまいましたが、宮城県登米市迫町佐沼での復興元年「佐沼夏まつり」に行って参りました。
この祭りを観にいくのは4度目かなと思います。なぜにリピーターになったのか、それは夏祭りらしい夏祭りだから・・・??訳がわからない。
ともかく、この祭りは佐沼の津島神社の祭典である、津島なので祭神は素戔嗚尊・・・お天王さんである。
全国に祗園社は数多あるが、水辺に立地する場合は「津島社」と称する事が多い、ここもすぐそばを迫川が流れている。
祭りの概要は、津島社と羽黒神社の間を神輿が渡御し、それに供奉する囃子屋台が練り、境内では鹿踊と神楽(赤谷神楽)が奉納される。
お囃子は、宮城県央部でよく聞かれる平調子の曲と合間に打ち囃子の曲調が入る。
この地方一帯の山車は子ども中心に展開されているのが特徴か。
他にも沢山の関連イベントがあり佐沼の街中が祭り一色になる。夜は花火らしい(見たこと無いが)
これは「どん燈」といい、ねぶた行灯なのだが、元々は志津川町の夏祭りに出されていたものを送られたもので、今となってはここにしかないものになってしまった。
ということで、今年の採訪の目的は羽黒神社に奉納する佐沼鹿踊を見ることでした。
佐沼の鹿踊は江戸期に発祥したが昭和初期に一度伝承が途絶えた。その後に志津川の水戸辺から指導を受けて復活した。その際に、以前は10人で踊っていたものを水戸辺に合わせて8人構成にしたとのこと。
(その縁で、この度の震災で大きな被害を受けた水戸辺に佐沼が装束や用具で支援したと)
動画でどうぞ。
