地蔵盆
本日は暦の上では地蔵盆にあたる、といっても地蔵盆の風習は関西地方に偏り東北地方では、あまり馴染みはない。
が、秋田県の由利本荘市に毎年7月24日に行われる折渡地蔵尊の祭りというものがある。
平成18年7月24日に採訪した記録から書いてみる。
ここは秋田県由利本荘市の大内町と岩城町を結ぶ折渡峠にある千体地蔵・子守地蔵(別名イボ取り地蔵)を供養するまつりで、近郷近在の信者で賑わう。
右側の屋根付きの部分が延命地蔵尊で左の赤いよだれかけを付けたのが六地蔵という。
地蔵尊だけに子供供養の供え物が多い。
千体地蔵の説明は案内板より
「今から約200年前是山和尚(赤田大仏開祖)が延命地蔵尊として建立さたもので、現在では通行人の安全と子守地蔵として知られている。別名イボトリ地蔵として有名である。平成元年から2年間で中国福建省で作られた千体地蔵が、全国の寄進者により全山に建てられ、地蔵霊山となる。」とあります。折渡地蔵尊は是山和尚が建立した地蔵尊の中で「一本杉地蔵」と「由利長根地蔵」と並び勇名な所とされて、和尚の功績が亀田藩内全域に広がっていた事がよくわかります。地蔵尊周辺には岩肌が表れている場所や滝状の沢などがあり神聖な雰囲気があります。」

千体地蔵そのものは新しいものだが、ここの場所は江戸時代に亀田藩から秋田へ向かう重要な峠ではあるが、険しい難所で命を落とす者も多かったに違いない。その供養に六地蔵が古くから祀られていたのだろう。

ところで、この祭りにはで店が出て、地蔵団子に地蔵もろこし、延命酒やらきぬさやまんじゅう等、特産品展示販売もあります。

例年は7月23日午後1時から午後9時が宵宮で、7月24日が本祭で、午前10時から法要が始まる。
場所はここです。
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