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2012.07.17 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

長下田神楽 一の谷合戦 首取りの場

さて、一時中断していた登米市民俗芸能大会の見聞記事を再開します。

本日は長下田神楽さんの「一の谷合戦 首取りの場」を。

長下田神楽さんの由来について

明治26年(1893)、岩手県西磐井郡花泉町の上油田神楽の南部神楽師 佐藤和三郎を師匠に招き、五穀豊穣を祈願して「橋向神楽」として創設されましたが、その後、二つに分かれ、昭和24年(1949)池田清治を師匠に「長下田神楽」として継承され、現在に至っています。

とあります。

        熊谷次郎直実       と         平山判官秀重

  DSC02171.jpg

平敦盛の首取りの場は、熊谷直実の苦悩と逡巡を表す場面、

DSC02181.jpg

敦盛の面と采を持って討ち取ったことを表現している。
ここで多くの神楽では敦盛は幕の陰に退場するのだが、さあにあらず、首のない敦盛が後方に蹲ったままである。
ある意味緊張感が漂う演出である。

DSC02197.jpg

動画でどうぞ。



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.07.17 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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