上町法印神楽 両天
昨日は、第八回の登米市民俗芸能大会へ行って参りました。
昨日からブログ掲載するはずでしたが、帰ってきて疲れて寝ていしまいました。
というわ訳で、多分2週間にわたって連続掲載になると思います。
で、トップバッターは上町法印神楽さんです。
上町法印神楽といえば私は「まめからさん祭り」で度々拝見しているのですが、この日は浅部法印神楽も一緒に観ることができて、なんだか贅沢な気分でした。
神楽組の由来については当日プログラムから
「上町法印袢楽」の起源については資料が少なく定かでありませんが、江戸時代中期以降、
豊里町大曲の喜学院(佐々木家)
豊里町上町の宝壽院(土肥家)
米山町後小路の大善院(鵜木家)
〃 福壽院(遠西家)
米山町桜岡の定学院(菅原家)
米山町猿ケ崎の地蔵院(榊山家)
米山町善王寺の五大院(豊原家)
米山町八軒小路の定泉院(豊原家)
登米町寺池の大宝院(春日家)
登米町針田の南光院(田村家)
の登米十法印が神楽組を組織し「北流古代御神楽」として各神社の祭典において演じられてきました。
なお、この神楽は体育の日の前日、豊里町稲荷神社で奉納され、「まめからさん祭り」として地域に親しまれています。最近「大乗飾り」が復元され、また、「湯立神事」も行われています。
とのこと。
演目の両天は、天八百日命(金徳の神)と八十万魂命(土徳の神)の二神による式舞で、国産みや国造りの国土創造を表した舞で、六三や九陽寅などの特殊な足踏が見どころとのこと。
二神の舞子はともに小学五年生とのことだが、風格のある舞である。
ちなみに一昨年のまめからさん祭りで両天を舞っていたのは彼らだったのではないでしょうか。
だとしたら3年生からこれをきっちりと舞っている・・・恐るべし。
向い合って座って合掌し、千早の両袖を結んでかつぎ、太刀業
膝立ちで太刀を立て、右手で印を結びながら太刀を打つ。
立ち上がって大ばらい、
小脇払い、注連切り、太刀御神楽と続く
動画でどうぞ。
