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2012.06.22 | Comments(6) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

浅部法印神楽の切り紙

今週の火曜日に休みだったので栗原市一迫町へ行った帰りにくりこま伝創館へ立ち寄った、
館内には故今野清美氏製作の神楽人形が展示棚に並べられていて感動しました。

そしてふと棚の上に視線を向けると・・・法印神楽風の切り紙が貼られている、しかも子丑寅卯・・・と12枚。
特に波に兎図は秀逸で欲しい!と思いました。

中野神楽のS氏によるとこれは佐藤正行氏の製作とのこと。

佐藤正行氏は南部神楽伝承振興会代表にして南部神楽研究家そして神楽道具製作者並びにコレクターという方です。
鎌倉市に工房を構えているということなそうです。

スナップショット 1 (2012-06-22 18-32)

浅部法印神楽はここの栗原市の隣(といっても広域合併したからだが結構遠い)東へ30km程離れた旧中田町浅水に伝承される日高見流浅部法印神楽のことだろうと思いますが、なぜここに飾られているのか?ここのこけら落としに大乗飾りをして法印神楽を奉納したとかだろうか?

また、館内には同氏寄贈ということで片子澤神楽の三代目庭元高橋徳衛氏の「八十七歳にして四方祗を舞う」という写真が飾られてあります。
天鈿女命の舞ですが、高橋師匠は若人荒舞女舞とオールマイティー名人であったとか。
また、東北神楽大会を中心になって引っ張ってきた方でまさに伝創館に飾られるべき人物だと思います。

PIC_0012.jpg

切り紙12枚はこんなかんじです

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.06.22 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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