川北神楽 宝剣納め~盗み取りの場
今日はいきなり肌寒い一日。梅雨寒とでもいえばいいのか。
今から四年前の今日、岩手宮城内陸地震があった。
四年たっても未だに宮城県北の栗駒地方や岩手県南の一関、衣川等では爪痕が癒されていない。
まして、3.11は・・・
さて、本日は第8回 神楽共演石越大会から川北神楽さんの宝剣納め~盗み取りの場を。
栗駒の川北神楽さんは初見なので由来から
「明治初期、初代庭元佐藤福男が世話人となり、岩手県西磐井郡萩荘村達古袋神楽の佐藤春吉師匠を招き、部落の若者達に神楽の指導を行い、川北神楽を創設した。大正初期、一迫町長崎高橋長右エ門師匠の指導を得、現在まで休むこともなく継続されて来た。」
達古袋神楽の系統である。
素戔嗚尊が宝剣を納めるばめんであるが、タメの部分が長くたっぷりと祈祷色の濃い練り舞が続く
磐長姫の出掛かり
大変すばらしい女舞です。
宝剣納めの演目のクライマックスは、この鬼女が刀を取る瞬間である。
鬼女の葛藤をいかに表現するかが出来の善し悪しにかかってくると思います。
動画でどうぞ。
