赤谷神楽 牛若丸金売吉次鏡が宿の場
昨日は疲れてブログも書かずに寝てしまった。
ということで、これから飲み会に行くのでその前に一筆啓上!
今日は第8回神楽共演石越大会から赤谷神楽さんの牛若丸金売吉次鏡が宿の場を。
これは狂言仕立である。道化っこである!
(2月8日自ブログの清水田神楽さんの金売り吉次義経対面の場と一緒にみるとおもしろいです)
牛若丸が最初に登場 熊坂長範です
吉次兄弟の出掛かりは吉次の朗々とした歌で登場。 まさに馬子唄である。聞き惚れてしまった。
声良しです、民謡歌手のようです。会場から沢山の拍手がわきおこります。
吉次と吉六
南部神楽の道化の衣装の特徴はザイを一丁結びに立てて、
袴の片っぽをちょいと上げる(袴の片方に両足を通していることもある)
これだけで道化だとわかる。符牒のようなもので、分かり易い。
面にいたってはいわずもがなである。
と、鏡が宿での大乱闘。
ハチャメチャな乱闘は山伏神楽の天王舞での巨旦と素戔嗚尊の戦いにも同様に見られる。
かくて牛若丸の手柄となる。(ここも奥州の人間にとっては溜飲の下がる場面)
最後は末弟のダメ男 吉六が改心してこれからは真面目に励むと宣言して幕となる。めでたしめでたし
ちなみに吉六役は赤谷神楽の小野寺代表さん。 名人芸である。
動画でどうぞ。
