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2012.06.06 | Comments(3) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

大森神楽 羽衣

金星日面通過なそうである。昨日の部分月食といい見ることもなく過ぎてしまった。多忙。。。

さて、本日は大森神楽さんである。

羽衣はこの日が初演だということでした。
天人役のYさん、日頃は名調子の胴取りさんであるが、この日は振袖を着て何となく緊張気味でした。

雲張りでは「エンヤ~山の葉は、山の葉 エ~ヨサ ヨサ~」
後ろ向きでの出掛かりとなる。



舞台中央に置いた松の枝が能舞台の趣で一層格調高い雰囲気になっている次第。
三保の松原の上空を天女が舞い遊ぶ情景がよく表され、胴取りの掛け歌も長閑な春の海辺を彷彿とさせています。

DSC00090.jpg

そこへ、漁師の白龍が現れ、松の木に掛けた天人の衣に気づいて持ち帰ろうとします。

DSC00113.jpg

天の衣を返してほしくば、汝天人にて候へば菩薩の舞を心得たるべし、一舞舞給うならば返すなり。

DSC00122.jpg

ここで、すばらしい女舞となります。

DSC00144.jpg

これからも、大森神楽さんはいろいろな演目に挑戦でしょうか。楽しみです。

動画でどうぞ。



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.06.06 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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